鉛筆って懐かしいですよね。小学校のときだけ使用していました。
削るのがわずらわしくて、嫌いだったけど今では懐かしくって、たまに使ったりします。
色鉛筆鉛筆も筆記具・文房具の一種で、繊細な色が出せるのが好きでした。
でも意外とその歴史なんかは知らなかったので、すこしまとめてみました。
鉛筆は、、
主に紙に筆記するために使われる。その際に、芯と紙との摩擦で芯が細かい粒子になり、紙に黒い軌跡を残すことで筆記される。
現在一般的な鉛筆では、芯は黒鉛と粘土を混ぜて焼いたものである。軸は木材を張り合わせて断面を円や正六角形などにしている。
なお日本語では通常「鉛筆」と言う場合、機械式の鉛筆(シャープペンシル)は含まない。
■ ナイフでの削り方
鉛筆削りが普及する前には、鉛筆はナイフで削るのが一般的であった。その場合、鉛筆の先端2cm程度を、この項目の写真のように先が細くなるように削る。芯の先も削り、尖らせる。
製図用として、通常の円錐形ではなくマイナスドライバー型に先端を削りだす方法もある。使用中に先が丸くなりにくく、線幅が安定する。
■ 鉛筆削り(器具)
鉛筆専用の鉛筆削りは、携帯用のものと卓上型のものがある。
携帯用鉛筆削り器の多くは、金属かプラスチックの小片に平らな刃を斜めに固定した簡易なものである。鉛筆を円錐形の削り穴に押しこみながら回すことにより、鉛筆の軸と芯が刃に沿って扇状に薄く削り取られる。右利きの人が使いやすいように鉛筆を時計回りに回転させるものが多いが、反時計回りに回転させる左利き用もある。
卓上型鉛筆削り機は現在は電動式が多い。削り器の穴に鉛筆先端を押し込むだけで自動的に削られ、かつ、芯が尖ると自動的に動作を停止する。手動式は鉛筆をつかむクリップ部(画像では右側のピンク色の濃い部分)を一杯に引き出してストッパーで固定された状態から、クリップを開いて削り穴に鉛筆を挿入し、反対側のハンドルを回すものである。ばねの力で鉛筆が押し込まれており、芯が尖ると自動的に空回りする(回転が軽くなる)ので、クリップを開いて鉛筆を引き出す。クリップ部はばねで元の状態に収納される。
卓上型鉛筆削り機の機構は、鉛筆の軸を固定しその周囲を円筒状の螺旋回転刃を旋回させるものが手動・電動問わず大多数を占め、先の説明もその機構の機器を想定している。そのほか、複数の平面刃を配した手裏剣の如き回転刃を用い、刃体の他に鉛筆を軸方向に回転させながら削るもの(ナイフによる鉛筆削りの動作を模している)、鉛筆を固定し上記携帯式鉛筆削り器と同じ構造の機構部を動力回転させるものなどがある。
電動式・手動式いずれも下部の削りかす収納部に削りかすがたまるため、収納部が満杯になる前に削りかすを捨てないと故障の原因になる。また、螺旋回転刃式鉛筆削り機では6cm以下程度に「ちびた」鉛筆は削れず、それ以上は、携帯用鉛筆削り器やナイフで削る、あるいは廃棄することになる。それゆえ、補助軸を好んで用いる者は卓上鉛筆削り機を忌避し、ナイフを愛用する傾向がある。
■ 貧乏削り・泥棒削り
両端を削ることを地方によっては貧乏削り・泥棒削りと言う。前述したように、鉛筆は複数本用意するのが基本だが、貧困により2本目の鉛筆が確保できない場合、鉛筆の両端を削れば、2本分として使える。これを貧乏削りと揶揄する。貧乏削りは有効利用できる長さが短くなり、不経済な使用法でもある。
また、学用品としての鉛筆は、削らない側の端部の一面の塗装を薄く削ぎ、露出させた木地面に氏名がよく書き込まれた。この記名は、盗んだ鉛筆を「貧乏削り」すれば違和感なく削り落とすことができる。そこで、そのような窃盗の証拠隠滅が疑われる使い方を、「泥棒削り」と揶揄した。
■ 削らないで使えるもの
削らなくても芯出しができる鉛筆もある。木ではなく紙を巻き付けて作られたもので、一端に糸が仕込まれており、これを引くと外面に切れ目が入り、決まった切り目から剥がしてゆくと、円錐形の先端が新たにできるようになっている。赤鉛筆に例がある。
●日本の鉛筆の歴史
17世紀初頭に使われた徳川家康と伊達政宗の鉛筆が保存されている。ただし、定着しなかった。本格的に輸入が始まるのは19世紀後半、明治時代になってからだった。明治初期の日本では鉛筆は珍しく、東京や横浜の輸入品専門店で少量が売られるのみだった。
日本での鉛筆製造は、1874年、ウィーンで鉛筆製造技術を学んで戻った2名の政府伝修生井口直樹と藤山種重によって製造法がもたらされ、同年、小池卯八郎によって始められたとされる。小池の製造は1890年までは続いたがその後記録がない。このほかにも若干の製造者がいた。現在まで続く製造業者は後述する真崎鉛筆製造所が最も古い。
このほか、安政年間に仙台の士族樋渡源吾が少量の鉛筆を生産し売ったという記録もある。
日本で最初の鉛筆の量産は、1887年、東京の新宿で、真崎鉛筆製造所(現在の三菱鉛筆)創業者・真崎仁六(まさき にろく)によって開始された。なお、三菱財閥とこの会社は昔も今も全く関係がなく、「三菱マーク」は真崎鉛筆が最初に使用し、後から三菱財閥が許可をとり使用した。日本では長く文書を毛筆で書くしきたりがあり、鉛筆の普及は遅れた。1885年、英語教育に関する書籍が相次ぎ発刊され、同年、大量の鉛筆がアメリカから輸入された。この頃から学校では徐々に鉛筆が使われはじめるようになった。
1901年に、逓信省(現在の日本郵政公社)が真崎鉛筆を採用。郵便局内のみとはいえ、全国に鉛筆が供給されるようになった。この後1920年までに小学校で毛筆から鉛筆への切り替えが順次行われ、一般生活に深く浸透するようになったと考えられている。
第一次世界大戦中の、1915年ごろから輸出が本格化。日本の主要輸出品の1つになった。ただし質が悪く、大戦終了後に輸出は激減する。1940年代は第二次世界大戦の影響で輸出がほぼ停止した。輸出は大戦後に復活し、現在に至る。
近年は、学齢人口の減少、シャープペンシルの利用増、ワープロ・パソコンの普及などが原因で鉛筆の需要は大きく落ち込んでいる。
雑貨統計によれば、日本の輸出量は1950年ごろが最大で188万グロス。1997年は45万グロス。日本製鉛筆の生産高は1966年ごろが最大で962万グロス。1997年は367万グロスであった。
1998年には、労働省が「事務用品の買い控えによる生産量の減少」を理由として鉛筆製造業を「雇用調整助成金の指定業種」に指定した。
●徳川家康の鉛筆
1616年に死んだ徳川家康の鉛筆は、現存する日本で最も古い鉛筆で、削る種類のものである。
鉛筆は、久能山東照宮で、硯箱に入った状態で発見された。硯箱は1664年に作られた宝物目録『具能山御道具之覚』に記載があるが、鉛筆の記載はない。硯箱に入っていたことから、家康のものとされる。
大きさは、長さ11.7cmで芯の長さは6cm、先端は削ってあり、太さ0.7cm、重量6g。産地は日本ではなく、黒鉛、軸木ともに外国産だが、産地ははっきりしない。黒鉛はメキシコ産に質が似ている。軸木は、中米かフィリピン産。製品そのものは、ヨーロッパ製である可能性が高いと考えられている。[4][5]
●伊達政宗の鉛筆
鉛筆は、政宗の墓地である瑞鳳殿の発掘調査団長・伊東信雄により発見された。政宗の鉛筆は、先端に黒鉛の塊を詰めるもので、原理的にはゲスナーの使用したものに近い。
政宗は1636年に死んだ。副葬品の中から見つかったため、政宗の愛用品であったと考えられている。
発掘は1974年に行われ、鉛筆は発掘品の中から1988年に発見された。全長7.4cm、太さ0.4cm、芯は先に詰めてあり、芯の長さ1.3cm、最大直径0.43cm。キャップがついていた。キャップは木製で長さ3.0cm、直径0.6cm。鉛筆はさらに木筒に収められた状態で発見された[6]。軸の素材はササで、日本産かその近種。芯は何かで固めてあるが、当時ヨーロッパで使われたと考えられる硫黄やアンチモンは検出されなかった。黒鉛の産地は不明。
輸入品の鉛筆を愛用した政宗が、配下のものに命じて自分の使いやすいものを作らせた可能性がある。
政宗の鉛筆は発掘後極端に風化し、現在は原型をとどめていない。ただし、完全に風化する前に複製品が作られ、仙台市博物館、日本文具資料館(東京都台東区柳橋)、三菱鉛筆に存在している[7]。
●俗説
一般的な形状が六角柱であるのは、しばしば発明の例として「円柱では机の上で転がってしまうから、六角柱が発明された」というような説明がなされることがある。これは誤りであり、実際には製造法が理由である(「製造法」の節を参照)。
「鉛筆」という名称や、鉛筆の芯の材料の「黒鉛」の物質名から、「鉛筆には鉛が使われている」と信じている者があるが、これも誤りである。実際の黒鉛は炭素の結晶であり、近代以降の黒鉛鉛筆に重金属は用いられていない(ただし、塗装に使用されたことはある)。
★様々な種類の鉛筆
現在はユニークな形状をした物など、様々な工夫を凝らした鉛筆が発明、開発、販売されている。
硬いと抜け落ちてしまうため。
■合格鉛筆
軸の形が五角形の鉛筆。五角形の「五角」と「合格」を掛け合わせてある。合格祈願の神社で売られていることが多く、外面の木材には合格を祈った格言などが刻んであるものも多数ある。
硬いと抜け落ちてしまうため。
■曲がる鉛筆
芯のまわりは木材ではなく、ゴム状のもので覆われている。芯まで軟らかくなっているため、紙などに筆記する際に、芯まで一緒に曲がってしまう。そのため、非常に書きにくく、色も薄い。あくまで見た目や感触を楽しむ物が多い。
外面に定規が刻まれた鉛筆
これは現在特許登録されており、これを製造するには特許権者の許可が必要になる。手元に定規がなくても長さを測ることが可能だが、その鉛筆を使えば使うほど定規として用を成さなくなってしまうのが欠点。
硬いと抜け落ちてしまうため。
■スコア鉛筆(ペグシル)
長さ10cm、幅5mm程度のプラスチックの軸の先端に長さ1cmほどの芯が埋め込まれている鉛筆。使い捨てであり、削る必要がないため競艇場や競馬場の馬券売り場(馬券購入用のマークシートに記入するため)やゴルフ場(スコアを書くため)などにサービスとして置いてある。アンケート用紙とともに配布されることも多い。
硬いと抜け落ちてしまうため。
■ゲーム要素を取り入れた鉛筆
鉛筆ごとにキャラクター、及びその体力値が割り振られており、各面には相手の鉛筆のキャラクターに対する攻撃内容等が書かれている。複数人で、交互に鉛筆を転がして行き、相手のキャラクターの体力値をなくすようにして遊ぶ。TVゲーム・ドラゴンクエストシリーズのキャラクターを使った、「バトルえんぴつ」が有名である。派生アイテムとして、キャップや消しゴムなども存在している。
硬いと抜け落ちてしまうため。
■自作鉛筆
鉛筆の製造時に大量発生してしまうおがくずを再利用した乾いて固まると木になるという性質を持つ不思議な粘土を利用して製作するキット。北星鉛筆という会社が開発。現在「もくねんさん」と言う名前で発売されている。粘土を自分の好きな形に形成し、その中に芯となる部分を組み込めば鉛筆が作れるというものである。鉛筆としての利用よりも芸術としても利用できるとし、新たな鉛筆の試みとして大阪ほんわかテレビなどでも特集され、にわかに注目を浴びている。
硬いと抜け落ちてしまうため。
■ダーマトグラフ
ワックス分を多くした芯を、紙巻きの軸で巻いた鉛筆。「ダーマト」は「皮膚」の意味で、皮膚のほか、金属・ガラスなど、通常の鉛筆では書けない表面にも書ける。軸が紙なのは、芯の熱膨張率が高く、軸が硬いと抜け落ちてしまうため。
■ロケット鉛筆
プラスチックで芯を保持した小さな鉛筆状のパーツが、円筒状のケースに複数収納されたもの。ケースの先から芯の部分が突出しており、ケースを保持して筆記する。芯が丸くなってきたらそのパーツを先端から引き抜き、ケースの一番後ろへ突き刺すことで中のパーツが順次押し出され、新しい芯が出てくる仕組みになっている。ただその構造上、パーツを紛失すると使用できなくなる。複数の色の芯がワンセットになったものも存在する。